[HOME]河口(3号・4号)トンネル 河口橋 再訪編
素掘り+吹付け

4号 東側坑口
突然、この場所から植生が豊かになります。

旧道
隧道を抜けたら旧橋まであと50m。

この短い区間に旧道名物蜂の巣箱や、
旧道名物の石垣を見ることができました。

ここの石垣には往復積が施工されており、
この工法の多くで、四国には広く分布している
緑泥片岩を利用していることが多いそうです。

この場所もそれらが用いられているのかも?

河口橋
永い間、よくぞ無事に残っているものです。

親柱は四本とも現存しており、
崩落面に面していない二本は観察できます。

橋の名前と仮設された架設年を示す親柱
後者には「大正十四年九月架設」と書かれていました。

橋の全景
去年と同じ位置で崩落は止まっていました。

崩落面の親柱をズームして探っていました。
・・・ちょっと解読はできませんな…。

※追記※アルプ日記にて「大正四年九月架設」と
書かれた親柱の画像が掲載されました。
すごい!

ちなみに、橋の形式は「上路式充腹アーチ橋」で、
愛媛県の近代土木遺産に認定されています。

ディティール
高欄のディティールを撮影。

激しい植生のため、どこから見てもコレが精一杯、
これ以上はっきり確認するためには伐採が必要です。

同じく、袂からアーチ部分も撮影しましたが
無様な写真に・・・川原に下りることができないので
これで限界ときっぱりあきらめて帰りました。
P1 P2 P3
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