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煉瓦積み+石積み+素掘り

閉鎖措置
平成22年晩秋に、また行ってみました。

崩落していないものの、通行止なのかポールが設置され、
せっかく近代土木遺産に指定されたのに今後が気になります。

実は、近代土木遺産に推薦し、参考にされたのは私の仕業。
地元、宇和島市の見解と今後の方針はどうなるのでしょうか?

鳥越茶屋
まーきみ。さんの記事で紹介されました!

隧道前で掃除している女性の右に見える白看板!
二枚が重なった状態だったことが分かりました。
現在は支柱だけになった姿で痕跡があります。

それにしても、茶屋の瓦屋根(菊間瓦?)といい、
茶屋に付いているバス乗り場の看板から哀愁を感じました。
まーきみ。さん、素晴らしい写真をありがとうございました。
内海村誌に、この画像の写真が紹介されているそうです。

仕事(宇和島市街側)
丁寧な仕事は、後世に素晴らしい遺構を遺しますね。

仕事(愛南町側)
職人の魂を感じました。

風化や崩落の起こりやすい坑口付近だけでもとの考えか、
少しでも補強されていのは、幹線にある素掘り隧道の特徴です。

明るい隧道
隧道から見下ろせる、愛南町側の湾に太陽が反射するので、
晴れた日中は隧道の内部が、非常に明るく照らされています。

この現象は、私が訪問した全ての季節で見ることができたので、
海沿いの旧道が高い崖を持って海に面しているという、
地形的特徴から来る独特な現象だと思われました。

内部探索に、全く懐中電灯が要らないほど明るい場所です。
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