足摺サニーロード
◎通行可  ○軽or二輪  △徒歩  ×通行困難

No.
名称
説明 所在地 路線名 状況 訪問日
No.1
大渡隧道
(おおど)
巨大なビラスター、アールデコ調の線刻模様等、城門のような美術的な造形で近代土木遺産に指定されている。上部に山が無いのは何故?第二回探索時考察 仁淀川町 R33 旧道 H.16 2.15
No.2
手結山隧道
(ていやま)
歩道トンネルに改修されたが、改修しすぎで現道時代の面影が失われてしまったのは残念だと思う。藩政時代から続く茶屋が隧道の手前で営業している。 香南市 R55 旧道 H.16 11.14
No.3
三津隧道
(みつ)
既に開削されており、地図上でも見かけることは少ない。昭和35年の地形図で正確な場所を特定できた。現地の状況から天井川隧道だったと思われる。 室戸市 R55 旧道 H.16 10.2
No.4
椎名隧道
(しいな)
既に開削されており、地図に隧道の記号が書かれているのを見かけることは少ない。古い地形図に隧道記号が反映されているので正確な場所を特定できた。 室戸市 R55 H.16 10.2
No.5
宿毛隧道
(すくも)
元主要国道の貫禄を持つ大断面素掘り隧道。坑口前後の旧道は、どちらもお墓が絡むので独特の雰囲気がある。愛媛側の旧道は完全ダート&崩落に注意。 宿毛市 R56 旧道 H.18 8.15
No.6
初代
逢坂隧道
(おおさか)
職人技の光る明治製の煉瓦巻隧道で、三世代隧道の初代。現トンネルの真上に人知れず存在しています。近代土木遺産に指定されています。 四万十市
〜黒潮町
R56 旧々道 H.16 4.3
No.7
二代目
逢坂隧道
(おおさか)
三世代隧道の二代目。二車線幅・コンクリ巻・アスファルト舗装と高規格ですが埋められていました。すぐ隣に似たような三代目(現トンネル)があります。 四万十市
〜黒潮町
R56 旧道 × H.16 4.3
No.8
熊井隧道
(くまい)
保存状態が素晴らしい明治製の煉瓦巻隧道。隧道には案内看板が立てられ、周辺も綺麗に掃除されている素晴らしい物件。近代土木遺産に指定されています。 黒潮町 R56 旧々道 H.16 4.3
No.9
長佐古隧道
(ながさこ)
焼坂峠を通っていた中村街道が、国道指定でR56となる時に振替指定された路線にある。更に今はR56に焼坂トンネルが出来て旧道化、県道320号となりました。 須崎市〜
中土佐町
R56 旧道 H.16 4.18
No.10
双名
トンネル
(ふたな)
厳密に言うと焼坂トンネル完成の9年後に竣工し、国道指定された事のないトンネルです。国道の旧道にあたる県道に存在しているので紹介する事にしました。 中土佐町 R56 旧道 H.16 4.18
No.11
須崎隧道
(すざき)
4車線新規格の須崎バイパスができて交通量がグッと減ったR56のトンネル。渋滞を引き起こすボトルネックとなったのも今は昔。狭いながらも現役で活躍中です。 須崎市 R56 H.20 2.9
No.12
名古屋隧道
(なごや)
現役でも問題ないような気がする、完全二車線コンクリ巻で舗装済の隧道。非常設備の痕跡も残っており、近代的な物だったようです。三代隧道の二代目。 須崎市〜
土佐市
R56 旧道 × H.16 4.4
No.13
樫迫隧道
(かしさこ)
美しい明治製の煉瓦隧道で、三代ある隧道の初代です。隧道までの峠道は、古き良き光景を残していました。旧中村街道に残る近代土木遺産の一つ。 須崎市〜
土佐市
R56 旧々道 H.16 4.4
No.14
吾桑隧道
(あそう)
吾桑トンネルの旧道にあるJRのアンダーパス。隧道型の珍しいアンダーパスです。迷ったのですが、旧国道で元建設省管轄なので公開することにしました。 須崎市 R56 旧道 H.16 8.15
No.15
休場口隧道
(やすばくち)
平成19年、新橋建設にて旧道となった休場口トンネルと、昭和48年に新トンネル建設にて旧道となった休場口隧道を紹介します。三世代に渡る道の変遷。 いの町 R194
旧道
H.20 9.3
No.16
初代
大森隧道
(おおもり)
S.10竣工だが約20年の短命。坑口の崩落は時間の問題か?大森3兄弟の長男。深い水没と足に纏わり付くヘドロで身動きが取れなくなる為、単独進入厳禁 いの町 R194
旧々道
H.16 4.11
No.17
二代目
大森隧道
(おおもり)
昭和35年の竣工直後に大崩落した。現在も内部の湧水量は凄まじく、昭和53年に三代目の新トンネルへ移行した。約20年しか共用されなかった短命の隧道。 いの町 R194 旧道 × H.16 4.11
No.18
荷瀧隧道
(にたき)
昭和51年まで現役だったことが信じられないほど短い素掘り隧道!由緒ある山(岩)の為、切り通しにしなかったのでしょうか?日本一短いのでは?挑戦者求む! いの町 R194 旧道 H.16 2.29
No.19
荷瀧
トンネル
(にたき)
↑ No.17の荷瀧隧道の続編です。普通に道を走っていると、目につかない旧道の痕跡を見つけてきました。日本一短いと思われる旧隧道にも再訪問しております。 いの町 R194 H.20 9.3
No.20
山王隧道
(さんおう)
マリアナ、レイテ沖海戦・ノルマンディー上陸作戦等、激化する第二次世界大戦中に大量の木材を山から運び出す為、道路整備が進められた時代の産物でもある。 いの町 R194 旧道 H.16 4.11
No.21
大滝隧道
(おおたき)
国道195号線において、唯一市街地に近い場所にある廃隧道。とは言え、既に開削されているので、残されているのは巨大な法面と、残された扁額のみ・・・。 香美市 R195 × H.18 5.4
No.22
臼杵隧道
(うすき)
新旧トンネルが並んでいて見つけやすい。農業関係の倉庫として利用されているので普段は閉鎖されているようですが、訪問した日はなぜか開いていました。 香美市 R195 旧道 × H.18 5.4
No.23
大比隧道
(おおひ)
完全閉鎖により、痕跡は高知県側の坑口跡に残された扁額にしか見られない。徳島県側の坑口はどこに?AVR-零さんの情報によって進展がありました。 香美市 R195 旧道 × H.16 10.1
No.24
宮の瀬隧道
(みやのせ)
新道工事で出たと思われる廃土で、片方を埋められ通り抜け不可能となった廃隧道。旧道は両方とも歩くのも不可能なくらい危険な状態。当然、保安設備もない。 香美市 R195 旧道 × H.16 10.1
No.25
成山隧道
(なるやま)
現道から簡単に確認できる短い隧道。隧道より向こうの旧道は崩落や倒木などで立入は困難。現道は2本の橋とトンネルで豪快に改良され、快適に通過できる。 香美市 R195 旧道 H.16 10.1
No.26
月谷隧道
(つきたに)
R195の旧隧道多発地帯での標準的な隧道。現在も通り抜け可能の貴重な存在。この日は旧道沿いでしつこい野犬が襲って来たので殺気と気合で撃退しました。 香美市 R195 旧道 H.16 10.1
No.27
樫山隧道
(かしやま)
月谷隧道と連続して存在する隧道。この道は野犬がいるので崩落より危険かも。慎重な行動が必要なのはどの廃(旧)隧道も同じと言えば、同じですが・・・。 香美市 R195 旧道 H.16 10.1
No.28
有宮隧道
(ありみや)
別府峡温泉の近くにあり、現道は切通しで抜けていてトンネルは無い。R195の意味がなさそうなロックシェード付近にあるので目印とすれば簡単に見つかる。 香美市 R195 旧道 H.18 5.4
No.29
壁地隧道
(かべぢ)
昭和30年代に建設されたものの、大型車のすれ違いが困難だった0.5世代前のトンネル。綺麗なコンクリ巻と舗装が残り、本当ならまだまだ行けそうです。 津野町 R197 旧道 H.16 2.15
No.30
当別隧道
(とうべつ)
これも昭和30年代竣工…税金が勿体無い?当別峠には初代の素掘り隧道があったのですが、現在は切通されてしまいました。H.16に三代目トンネル完成。 津野町 R197 旧道 H.16 2.15
No.31
高研山
トンネル
(たかとぎやま)
相互リンクしているHOT-Kの掲示板にて知らされた謎の空間。現役国道トンネルの内部ではありましたが、ありきたりの施設とは違うようなので訪問しました。 梼原町 R197 H.18 8.26
No.32
伊豆田隧道
(いずた)
二車線・As舗装・コンクリ巻という新しい感じのするトンネルですが、前後の線形改良を兼ねて廃止されました。内部は土砂捨て場に使われ閉塞されています。 四万十市〜
土佐清水市
R321 旧道 × H.16 4.3
No.33
歯朶ノ浦
隧道
(しだのうら)
開削され姿を失ったものの、辛うじて痕跡を残す隧道。扁額が見当たらなかったが、どこかに保存されているのだろうか?それとも、元々扁額は無かったのかな? 土佐清水市 R321 旧道 H.16 8.14
No.34
以布利隧道
(いぶり)
地図に載っていない人道用トンネル。地元の人以外は気が付きにくい場所にありますが、古くから存在しており地域や人の流れに貢献してきたトンネルです。 土佐清水市 R321の
旧道
H.18 9.22
No.35
以布利
トンネル
(いぶり)
現役国道として活躍中する二本のトンネル。しかし峠の線形が悪く、建設中のバイパストンネルに国道の座と名前を譲ることが決定しました。H.18 9.22に再訪問。 土佐清水市 R321 H.16 8.14
No.36
呼坂
トンネル
(よびさか)
地元の方によると、現在の物は旧隧道を改修した物との事。昔の姿を拝む事は出来ないが、交通量も多くニーズに合った改修だと思う。過去に二度改修された? 四万十町 R381 旧道 H.16 4.3
No.37
高須隧道
(たかす)
残念ながら完全閉鎖されています。この隧道は、内部で直角に近いカーブがあるうえ、S字線形の危険な物だったので昭和61年に安全な新トンネルへ移行しました。 大豊町 R439 旧道 × H.16 2.22
No.38
大峠
トンネル
(おおとうげ)
天下の酷道439号線も着々と改良が進んでいます。平成15年に新規格の新大峠トンネルが完成したことにより引退しました。旧なのに900m以上あります。 仁淀川町
〜いの町
R439 旧道 H.16 2.21
No.39
矢筈隧道
(やはず)
隧道が現役だった頃の物でも、隧道記号の反映されていない地図が多い不遇の隧道。旧街道の中に存在しているが、隧道は車道へ改良されてからのもの。 北川村 R493 H.16 10.2
No.40
大北川隧道
(おおきたがわ)
白滝鉱山への旧道に残されている大正時代に造られた隧道。年代と周囲の状況から早明浦ダム建設による道路の付け替えによって廃止されたことが伺える。 大川村 県道6号線
旧道
H.17 8.17
No.41
文庫隧道
(ぶんこ)
文庫の鼻にある隧道。新トンネルの計画があるようだが、一部住民の反対があって中々進まないようだ。現状の交通量も多く、歩行者は危険にさらされている。 春野町 県道14号線 H.16 6.13
No.42
高薮隧道
(たかやぶ)
HOT-Kさんとの合同企画。かつて路線バスも通った主要県道とは思えない断崖にある道。激薮写真が多くなっていたので再訪問しました。⇒ 再訪編(H.17 2.6) いの町 県道17号線
旧道
H.16 5.22
No.43
薮の滝隧道
(やぶのたき)
綺麗な写真はHOT-Kさんへ!合同企画。旧道が崩落して無くなっていたり、砂防ダムの建設により寸断されているが、荒れた廃道に隧道はかろうじて残る。 いの町 県道17号線
旧道
H.16 5.22
No.44
荻ア隧道
(おぎさき)
荻岬(おぎざき)にある荻崎隧道。隧道入口の両側ともが私有地になっているので近寄り難い。完全に塞がれていて内部へ入ることはできません。残念無念。 土佐市 県道23号線
旧道
× H.16 6.6
No.45
上ノ加江
隧道
(かみのかえ)
強烈インパクトを持つ隧道です。素掘りにしては延長があり、高さも充分に取られた立派な物。当時の難工事が偲ばれます。H.20 2.9再訪問!情報追加しました。 中土佐町 県道25号線
旧道
× H.16 4.4
No.46
大浜隧道
(おおはま)
現存していないと思われていた隧道ですが、廃隧道という状態で再発見することができました。古地図で場所を確認し、掲示板の情報を元にしての探索です。 土佐清水市 県道27号線
旧道
× H.19 6.6
No.47
孕隧道
(はらみ)
現名称は「潮江線9号線1号トンネル」だが歴史ある古隧道。土佐三十絵図に孕トンネルと紹介されています。S.10の地形図に記されており、おそらくT.11の竣工。 高知市 県道34号線
旧道
H.16 6.13
No.48
浦戸
トンネル
(うらど)
浦戸大橋が掛かる前までは、ここが県道34号線に指定されていた。旧道と化した今では、交通量も少なく生活道路としての余生を静かに送っているようです。 高知市 県道34号線
旧道
H.16 6.13
No.49
中坂隧道
(なかざか)
通称で浦戸隧道と呼んでいたのですが、正式名称が判明しました。浦戸トンネル旧道であり、現在は市道ゆえ高知市に管理されています。住宅街の激狭生活道。 高知市 県道34号線
旧々道
H.16 6.13
No.50
佛ヶ森隧道
(ほとけがもり)
林業の為の県道と言ってもいい道。国道439号線および56号線と並走している為、険路のこの道を利用する車は非常に少なく、地元車両ですら敬遠することが多い。 四万十市
〜黒潮町
県道55号線 H.23 9.10
No.51
上の加江
隧道
(かみのかえ)
改良著しい県道にあり窪川町側からの改良が隧道手前に達していて、今後が注目される。中土佐町で県道脇にそれると馬鞍隧道の直近に出ることができる。 四万十町〜
中土佐町
県道325号線 H.16 4.3

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