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樫迫隧道
石積み+煉瓦巻
土佐市側 旧道
街道の雰囲気が至る場所に残されています。
欄干のない小さな橋や、時折現れる桜並木、
そばを流れる小川も含め気持ちのいい光景でした。
また、この旧中村街道に残されている三本の煉瓦隧道には、
それぞれに漢文調に記された扁額が残されています。
北から順に、樫迫隧道は
「遠運通利」
、熊井隧道には
「人代天工」
、
最も南に位置する逢坂隧道へ
「開明之利澤」
と記されていました。
旧道
未舗装
。
しかし、よく手入れがされており
普通車での通行にも問題はありません。
走行中、民家の近いこの場所で、
目の前を野兎が横切ったのは驚きました。
国道合流間近
竹林になると現国道を走る車の音が聞こえてきます。
旧道には退避できる場所が少なく、
狭い九十九折れなので、名古屋トンネルを含む
新道ができて約20分もの行程短縮なっていました。
土佐市側 アプローチ道分岐点
分岐がちょっと分かりにくいのですが、
キロポストと標語の看板が目印になっています。
今度訪問する時は、侍道と呼ばれた街道こと、
隧道以前の名古屋坂にも訪れてみたいと思います。
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