[HOME]荻﨑隧道
完全閉塞

旧道内探索中
この辺かな?と、当たりを付けながら探索中。

私有地を過ぎ、テトラポッドから旧道推定地に降りると
時期的に酷い薮漕ぎが必要となりました。

しかし、流石に元県道だったこともあってか、
足元がしっかりとしており歩き易くなっています。

東側 坑口
残念!
僅かな期待も虚しく、こちらも完璧に塞がれていました・・・。

この後、閉鎖の理由を萩の茶屋にいたお爺さんに伺ったら、
「中学生が中に隠れて煙草を吸ったり悪いことをしたから。」
という答えが返ってきました・・・だとしたら勿体無いな。。

勿論、閉鎖措置の理由がそれだけではないと思いますが、
徹底した閉塞にはある意味感心。内部が痛んでいたのかな?

扁額
東側で扁額が確認できたのは収穫。薮漕ぎも報われたかな。

実は、西側にも残されているとのことですが、
倉庫の屋根があるので確認不能となっていました。

隧道データを下記に。
昭和14年9月竣工 この年、第二次世界大戦勃発。
延長42.5m、幅員4m、高さ4.7m。

高さの数値は、有効高ではなく建築限界値。

大雨注意報発令中
塞がれたポータル前から振り返って撮影。

扁額を見学している内に猛烈な雨が降り始めたので
しばらく雨宿り、その後ダッシュで車に戻りました。
しろさんは、雨の中悠然と歩いて帰ってきたけど・・・漢だ。

ちなみに、扁額の文字は「荻崎」隧道。
荻岬と萩崎が混じっている?疑問の残る扁額です。
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