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大北川隧道
素掘り
平成23年 追記
このまま廃道として朽ちてゆくと思われた隧道ですが、
防災道路
として復活することになりました!
H.23.6.5に、ロヒキー・ミャオさんからBBSへ投稿して頂いた
画像を追記として紹介していきたいと思います。
←画像が投稿して頂いた物。平成23年6月4日の物で、
黒沼田橋手前から大北川隧道への北側分岐点の様子。
北側 新旧道分岐点
仮設ガードレールによる、簡易閉鎖が新旧を隔てます。
決定的な変化として、
竣工記念碑が消滅
していました!
これは地域史にとって恐ろしい変化です。廃棄とは思えないので、
どこかに移設されていることでしょうが、石碑の無事を祈ります。
無くならないと思っていた物が、無くなると焦る・・・。
白看板が消えた時は仕方ないと思いますが、之は予想外でした。
移設先が判明したら、改めて紹介することにします。
北側から望む
綺麗に路盤が直され、不法投棄も一掃されていました。
平成16年、台風15号による豪雨災害で黒沼田橋南の県道が崩れ、
「自然教育センター白滝」に居た小学生ら165人が孤立する事案が発災し、
翌日、高知県防災ヘリの
シコルスキーS76B
及び、中部方面航空隊所属、
八尾駐屯地の
UH-1ヒューイ(イロコイ)
によって救出されています。
この災害後、黒沼田橋から南側の高知県道6号線は、水分を含むと
不安定となり、山体が崩れ易い地質だったことが判明しました。
岩盤質
その為、豪雨災害の度に事件を繰り返す事が無いよう、
比較的頑丈な岩盤を持っていた、黒沼田橋を渡らずに済む、
右岸の旧道が整備されることとなりました。
とはいえ、岩盤沿いの道を最低限の整備で開通した物であり、
災害時においては、完全な避難路となり得ないかもしれません。
しかし、万が一に備えることで活躍する可能性もあるのでしょう。
早明浦豪雨
のような災害が、二度と起こらないよう祈るばかりです。
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