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宿毛隧道
石積み+素掘り+吹付け
愛南町側 坑口
隧道前後は崩落や不法投棄が目立ち、
周囲より廃度が進んでいます。
…独特の雰囲気があってちと怖いかも?
深い水溜り
が路面を隠していました。
ついでに、
左翼壁
と
右翼壁
を拡大写真で。
愛南町側 坑門付近
素掘り隧道らしく、入口傍らに
「落石注意」
という
面白い文が書かれた看板が立っていました。
(※平成18年8月、看板消失。上の写真参考)
看板に従い落石は
全部避ける
決意をして進入、
路面はコンクリ舗装されているので走り易くなっています。
扁額
隧道データを下記に。
昭和4年3月竣工
ナチスドイツの飛行船グラーフ・ツェッペリン号が
世界一周に成功した年です。
延長は208m、幅員5.3m、高さ4.8m。
愛南町側を望む
水溜まりの一番深い場所の水深は10cm近くあります。
実際には現在も隧道は利用されているのですが、
見た目の様子は、まさに廃隧道です・・・。
改修の痕跡
隧道のウィークポイントとなる坑口付近のみコンクリ巻。
内部では素掘りとコンクリ巻の部分が交互に現れるので
竣工時は素掘りがほとんどを占めていたのに
改修でコンクリ部分が足されたことが伺えました。
流石に元一級国道だけあって普通車同士なら離合可能です。
でも大型車同士は無理、大型車と軽四は微妙かな。
内部
素掘り部分は滑らかに施工されていますが、
管理されていないので傍らに架線が落下しています。
照明設備の跡は無かったので電線は林業用か電話線かも?
新しそうだし、最近まで通電していたようでした。
宿毛市側の坑門に近づくと
再びCo覆工
されています。
P1
P2
P3
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CGI-design