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第四通洞
煉瓦巻
四通橋
第四通洞を出てすぐの位置で国領川をまたいでいる橋。
1日3交代の8時間勤務で、毎日2,200人の人々が交代で
この橋を渡って第四通洞に入・出坑していました。
また、毎日約2,000tの鉱石もここを通って搬出されています。
閉鎖された四通橋
この四通橋の右側(東側)には坑水路(管)が通っており、
下部鉄道廃線跡沿いの坑水路へと続いています。
橋上のレールは撤去されていましたが、
現役時には橋上に複線のレールが引かれており、
東側が坑口から出てくるための線で、
西側が坑口へ入っていくための線となっていました。
内部
数年前までは見える位置にトロッコが有ったのですが、
小マンプ内に展示する資料などとして移動されました。
第四通洞の設計は、当時の著名な採鉱治金技術者であった
大嶋道太郎博士(東京帝国大学工科大学教授)が行い、
1組20人(32組)の鉱夫が1日4交代で作業に従事したので
工期13年の予定で着工したにも関らず、5年8ヶ月で完成したそうです。
通洞前 真上から撮影
第四通洞と四通橋の間に軌道が敷かれていた痕跡があります。
痕跡は一部しか露出していないのが残念ですが、
うっすらと軌道が交差している様子を見られました。
しかも、その交差は斜めに行われているダイヤモンドクロス!
愛媛県では、伊予鉄の大手町と古町に現役が有ります。
アルプ日記
四通橋とダイヤモンドクロッシング
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