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千町鉱山
銅(キースラガー)
わき道
坑道内で下向きに分岐している枝道は
完全に水没してしまっていました。
このことから、この下にある空間は外と繋がって
いない(排水できない)ことが分かります。
坑道が崩落で埋まって閉塞したのでなければ、
この坑道が一番下のレベルと判断できました。
路面
体に悪そうだな・・・。
このように銅からでた鉱毒水が溜まる場所や、
壁には
孔雀石か胆礬
(鉱石の酸化物)が見えつつ、
道は曲がりくねって
まだまだ続いていました。
こんな物もありました
。昭和か平成のオイル缶!?
後年になって持ち込まれたので間違いないようですが、
亜硫酸ガスの影響を受けて朽ち果てていました。
私以外にも、こんな場所まで来た人がいるのか・・・。
洞内分岐
流石に鉱山だけあって、至る所に分岐が・・・
その内の一つ、特に大きな坑道では、
両側に
ズリ石で作った石垣
がありました。
この坑道も20mほどで閉塞していましたが、
そこにあったのは
風化したダイナマイト
。。
バケツと共に当時の作業が偲ばれます。
終点
あ・・・水没。坑道は200mほどで下り勾配になり、
同時に水没が始まっていたので
ここで終了!
ここに来るまでに、
洞内分岐
は10本近くあり、
下向きの道は完全水没で進入できず詳細不明、
上向きの道は鉱脈の終点で採掘をやめており
どこにも繋がっていませんでした。
おまけ
この鉱山、地質に石灰分を含んでいるようで
画像のような鍾乳石が沢山下がっています。
人間が穿った穴でも地球の営みを感じました。
この周辺には銅を産出した新居鉱山や基安鉱山、
輝安鉱を産出した世界に冠たる市ノ川鉱山もあり、
これからも頻繁に訪問することになりそうです。
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