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25番、赤とんぼのペラ、25mm弾頭 他多数
楢本神社 
碑の傍らには、呉の自衛隊から寄贈された
九十九式25番航空爆弾(250キロ爆弾)が鎮座されています。

この敷島隊に選ばれた搭乗員は、みな技量優秀で
特攻作戦で命を落とすには非常に惜しい人材でした。
その技量ゆえ戦果は目覚ましく護衛空母セント・ローを撃沈、
他の護衛空母1撃破、軽巡洋艦1撃破を記録しています。
セント・ローには2機が突入して弾薬庫を誘爆させました。

 
海軍の桜の付いた碇。奥に見える赤い印が付いた物が25番、
零戦に搭載された250キロ爆弾です。赤い部分が弾頭。

関大尉(殉職後特進して中佐)は、戦時中に軍神として
その母も含めて祭り上げられた時期があったそうですが、
戦後は、家族も含め周囲から冷たい仕打ちを受けており、
特に、戦中には持ち上げる記事を書きまくった新聞記者からも
「軍神の母がなんだ?軍神がどうした?」等の暴言を受けています。

戦争を正当化するつもりはありませんが、息子を失った一人の
母に対して、また家族を守るために散った人間への態度として・・・
軽率な言動に走らない思慮と思いやりについて考えさせられました。

主砲弾 
神社の境内には戦艦の主砲弾(本物)も。

手前の小さいのが日露戦争でバルチック艦隊を
打ち破った日本海海戦の旗艦「三笠」の物、
奥の大きいのは、有名な戦艦「大和」の物です。

三笠の主砲弾は、三笠が退役する際に降ろした
主砲弾の一つであり、横須賀から運ばれてきました。

30cm砲弾 
この砲弾が、この地に鎮座するまでの
経歴が暦版に記されていました。

戦艦三笠の主要項目についても暦版があります。

この砲弾の下の方にロットナンバー?と思しき
刻印も残されていたので撮影してきました。↓
刻印その1  刻印その2(改修?)

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