井内峠隧道

井内峠隧道

コンクリ巻

周辺地図

井内峠は、道後平野と久万高原を結ぶ道路の一つで、
すぐ隣に上尾峠・三坂峠・上林峠・黒森峠等があります。

三坂峠は主要道路（R33）なので整備されていますが、
他の峠は国道でも酷道という程度の整備、中でも狭隘な
井内峠は、地元の人にも殆ど利用されていませんでした。

近年まで上林峠と井内峠は自動車を通しませんでしたが、
隧道が掘られ、舗装されるなどして整備が進みつつあります。

地図

一帯は四国山脈で南北に分断される地形を持ち、
山脈の尾根に沿って行政界が見られます。

井内峠は、小さな集落同士を結ぶ路線なので、
上尾峠・三坂峠・黒森峠のように国・県道指定を
受けず、未舗装林道として存在していました。

しかし、台風や大雨災害の度に崩落するためか、
最近になって舗装化が急ピッチで進んでいます。

琴の滝

松山市側から登ってくると、道路わきに
大きな滝を何箇所か見ることが出来ます。

この滝は琴の滝と呼ばれており、更に林道を
進んだ場所にある御来光の滝と繋がるそうです。

どちらの滝も雨量が少なければ消えかかるそうで、
雨の日の探索が功を奏したと言えました。

また、この林道からは離れていますが、上林峠の
久万側にも霧合の滝という名爆があり、四国山脈が
貴重かつ豊富な水源であることを肌で感じられます。

東温市側

道路状況ですが、いつ来てもこんな感じ。

林道の正式名称は「林道梅ケ谷永子線」で、
オフ車乗りの間では井内林道と呼ばれています。

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