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東温市指定天然記念物 源太桜説明
旧桜三里街道に残る二本のエドヒガン桜が源太桜と呼ばれ、 貞京4年(1678年)田野の代官「矢野五郎衛門源太」が藩命を受け 桧皮峠から金毘羅へ至る三里の区間に8,240本の桜を植えた。
使役の囚人に、深い谷間から狭い急坂で水を担ぎあげさせ、 桜に水をやらせ続けた。喘ぎ喘ぎの重労働を藩の囚人は恨み、 「桜三里に源太が仕置き 花は咲くとも実はなるな」と、 怨嗟の唄をうたったと伝わっている。(平家の残党が植えた説も)
この唄より、この地が後に桜三里と呼ばれるようになった。 |
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