四国の廃線トンネル
◎通行可  ○軽or二輪  △徒歩  ×通行困難

No.
名称
説明 所在地 路線名 状況 訪問日
No.1
窓峠隧道
(まどのとう)
かつての線路にある大正製石組み廃隧道。内部は総煉瓦造りで高い土木技術を見られる。残念なのは大量の産廃不法投棄!お陰で悪臭と害虫の巣窟に…。 愛媛県
宇和島市
宇和島鉄道
廃線
× H.16 3.27
No.2
春賀
トンネル
(はるか)
愛媛鉄道時代の名は和田隧道。愛媛鉄道が国鉄に吸収され、改軌工事を受けた際に道路転用されました。後に改良を受けて現在も市道として活躍しています。 愛媛県
大洲市
愛媛鉄道
廃線1
H.16 6.20
No.3
八多喜隧道
(はたき)
愛媛鉄道跡。愛媛鉄道が国鉄に吸収され、改軌工事を受けた際に放棄された。現在も通り抜け可能で、幸いにも当時のまま利用されている。近代土木遺産 愛媛県
大洲市
愛媛鉄道
廃線2
H.17 2.12
No.4
河内隧道
(こうち)
愛媛鉄道跡。愛媛鉄道が国鉄に吸収され、改軌工事を受けた際に放棄された。以前は市道として機能していたが、奥まった場所にあるので発見は難しいかも。 愛媛県
大洲市
愛媛鉄道
廃線3
H.17 2.12
No.5
大越隧道
(おおこし)
愛媛鉄道廃線跡。愛媛鉄道が国鉄に吸収され、改軌工事を受けた際に放棄された。石組みと煉瓦巻の土木遺産級の物件だが、廃れるままになっている。 愛媛県
大洲市
愛媛鉄道
廃線4
H.21 12.6
No.6
二本松隧道
(にほんまつ)
愛媛鉄道廃線跡。愛媛鉄道が国鉄に吸収された後も、改軌工事を施工されて使われた。昭和61年に内子盲腸線が廃止されるまで利用された唯一の隧道。 愛媛県
内子町
愛媛鉄道
廃線5
× H.19 2.10
No.7
第二
粟井坂隧道
(あわいざか)
国鉄時代に計画された予讃線の未成隧道と紹介していましたが、とっぽ作さんから、より詳しい情報を頂きましたので改訂します。(H.18 11月16日) 愛媛県
松山市
予讃線
未成線
× H.18 3.12
No.8
御荘湾
ロープウェイ
(みしょうわん)
この路線にはトンネルがないので公開を迷ったのですが、山上駅近くにある紫電改を見に行ったので、それに合わせて簡単に紹介します。紫電改は別項参照 愛媛県
愛南町
南レク
株式会社
× H.18 6.1
No.9
桃山隧道
(ももやま)
県道として改良され第二の人生を送る隧道。多度津市は古くからの鉄道があり、今でもJR四国の要衝になっている為か、古くは陸軍、今は自衛隊が駐留している。 香川県
多度津町
琴平参宮
電鉄跡1
H.16 5.31
No.10
岩崎隧道
(いわさき)
国道319号及びJR土讃線と併走する市道にある。S.38の廃線後は車道に転用され、全国的にも珍しい複線幅の煉瓦隧道が現存する事となった。近代土木遺産 香川県
善通寺市
琴平参宮
電鉄跡2
H.16 5.31
No.11
唐渡隧道
(からど)
S.16に廃止された鉄道。車両は小型ガソリンカー5両のみの小さな路線で、貨物を扱わなかったので機関車は一両も保有しなかったそうです。近代土木遺産 香川県
高松市
塩江温泉
鉄道跡1
H.21 9.27
No.12
塩江町道
(しおのえ)
悲しいことに戦時不要不急路線として廃止され、使用されていた車両は中国に送られて新京市電として使用さたそうです。塩江温泉鉄道跡に残る元軌道隧道2本。 香川県
高松市
塩江温泉
鉄道跡2
H.16 6.12
No.13
岩部隧道
(いわべ)
塩江温泉鉄道跡。路線は徳島の穴吹市まで延長する予定だったが、戦争により未成となった。最後まで電化の予定は無く、戦災の煽りを強く受けた路線でもある。 香川県
高松市
塩江温泉
鉄道跡3
H.21 9.27
No.14
屋島
トンネル
(やしま)
屋島ケーブルこと屋島登山鉄道跡にも隧道があります。歴史のあるケーブルカーでしたが、屋島ドライブウェイ(有料道路)に旅客を奪われて廃線となりました。 香川県
高松市
屋島登山
鉄道跡
× H.18 2.11
No.15
登龍門
(とりゅうもん)
土佐電気鉄道安芸線跡の隧道。現在は、サイクリングロードとして明るく走りやすく整備されている。電鉄時代の枕木や、距離標が周囲に残っているのが見所。 高知県
香南市
土佐電気
鉄道跡1
H.16 11.13
No.16
征天工
(せいてんこう)
土佐電気鉄道安芸線跡の隧道。現在は、サイクリングロードとして明るく走りやすく整備されている。電鉄時代の碍子や、退避坑が随所に残っているのが見所。 高知県
香南市
土佐電気
鉄道跡2
H.16 11.13
No.17
笹場信号場
(ささば)
あまり存在を知られていない幻の笹場信号場を合同探索したレポート。昭和20年代の国鉄時代に造られた信号場ゆえ、見るべき多くの遺構が残存していました。 高知県
中土佐町
土讃線
廃線
H.20 2.9
No.18
土讃線旧線
(どさんせん)
廃落石覆い・廃トンネル・廃橋梁・廃墟がセットで短い区間に遺されていた。悲惨な地形が多い土讃線旧線の中では珍しく、簡単に訪れることができる貴重な場所。 高知県
大豊町
土讃線
大豊TN
振替線
H22 2.13
No.19
土讃線旧線
(どさんせん)
隧道内部に変状を起こして放棄された隧道群。2本の隧道と、一つの駅を廃止して新線に移行されており、旧線の大半は道路に転用されている。 高知県
大豊町
土讃線
和田TN
振替線
× H.21 5.2
No.20
土讃線旧線
(どさんせん)
相次ぐ地滑りのため、危険と認定されて放棄された路線に残る隧道群。振替前は、土「惨」線と揶揄されていた路線の中でも特に難所の部分だったようです。 高知県
大豊町
土讃線
大志呂TN
振替線
× H.21 5.2
No.21
土讃線旧線
(どさんせん)
相次ぐ地滑りで放棄された路線に残る計13本の隧道。橋は全て落ち、跡地は薮化し危険。訪問するなら二人以上が鉄則。秘境大歩危小歩危の廃線。 徳島県
三好市
土讃線
大歩危TN
振替線前編
× H.17 1.23
No.22
土讃線旧線
(どさんせん)
前編からの続きです。大歩危駅〜土佐岩原駅の間に残る旧線を辿りました。トンネル13本と無数の橋梁の他、踏破困難な険しい道のりが迎えてくれます。 徳島県
三好市
土讃線
大歩危TN
振替線中編
× H.17 1.23
No.23
土讃線旧線
(どさんせん)
中編からの続き。前回まで降下地点より南側を紹介したので、今回は降下地点より北側の隧道2本に挑戦した様子を紹介しています。H.21 5/2に再訪問しました。 徳島県
三好市
土讃線
大歩危TN
振替線後編
× H.17 1.23
No.24
土讃線旧線
(どさんせん)
徳島県
三好市
土讃線
周志TN
振替線中編
× 予定
No.25
土讃線旧線
(どさんせん)
相次ぐ地滑りのため、放棄された土讃線旧線に残る隧道群。キノコ栽培に転用された後、酒造蔵として現在も利用されているトンネルや廃橋梁があります。 徳島県
三好市
土讃線
山城谷TN
振替線
× 予定
No.26
土佐石灰
工業専用
線跡1
土讃本線と一部共用していた2本で一セットの鉱山鉄道跡です。佐川町斗賀野と須崎市多ノ郷から専用線が延びていました。斗賀野は道路化、多ノ郷は痕跡のみ。 高知県
須崎市
石灰鉱山
専用線跡
× H.16 6.6
No.27
土佐石灰
工業専用
線跡2
土讃本線と一部共用していた2本で一セットの鉱山鉄道跡。前回未踏の隧道など、廃線歩きに特化して探索しました。斗賀野側の新たな痕跡を多く紹介します。 高知県
須崎市
石灰鉱山
専用線跡
× H.19 2.12
No.28
土佐石灰
工業専用
線跡3
土佐の名建築(準文化財)にも指定されており、末永く保存されていくと思われたホッパーが消失してしまいました!今頃になって何故…衝撃の現場画像です。 高知県
須崎市
石灰鉱山
専用線跡
× H.20 2.9
No.29
大鳴門橋
隧道
(おおなると)
明石海峡〜淡路島〜鳴門海峡を通る四国と本州を結ぶ鉄道計画。その計画に基づいてトンネルの設計がされたものの、夢は叶わず未成線となってしまった。 徳島県
鳴門市
本四鉄道
未成線
× H.17 11.12
No.30
町内
トンネル
(まちうち)
国道を快走していると変り種の隧道を発見。山がないのにトンネルだけがあるという「なんじゃこりゃ?」な物件。昔は山があったらしいが…。全国的にも珍しい。 徳島県
海陽町
阿佐海岸
鉄道
× H.16 10.2

HOME