[HOME]桃山隧道
コンクリ巻

善通寺側を望む
これは母の体験談なので半分くらい私事。

当時は漁船に乗って(本家が猟師)愛媛の双海町から多度津まで
船中で一泊して、やっとの思いでお参りしていたそうです。

道路が整備されてからは船でのお参りはやめたので
三回しか船では行かなかったそうですが、
一年目は船酔いがきつく、多度津港に着いて
琴参線に乗り換えた時は心底ホッとしたと言っていました。

善通寺側 坑口
現在は、当時の物は扁額しか残されておらず、
主要県道に恥じないトンネルに改修されていました。

内部は鉄板で巻かれ、狭いながらも両側に
段付きで独立した歩道が設置されています。

それでもこの県道、ほぼ正確に廃線をトレースしているので
線形と勾配からなんとなく当時を想像しながら走れました。

銘板
昭和49年改修となっています。

廃線となったのは昭和38年なので、
11年間は複線断面を持つこの隧道を、
そのまま道路として使用していたことが分かりました。

善通寺赤門前駅の周辺
琴平参宮電鉄の全ての路線がここから伸びていました。

善通寺赤門前の駅舎は現在もそのまま残されており、
現在は居酒屋として利用されています。

いつかここでオフ会(飲み会)やりたいなと・・・
企画しますのでぜひ手を上げてください。

移転して無くなりました。現在は空き店舗のようです。

おまけ
赤門前駅、駅舎が残っている場所の地図を載せておきます。
P1 P2
[編集]
CGI-design