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コンクリ巻+崖

第二隧道 内部
馬蹄形でコンクリ巻。

私が今まで見てきた鉄道跡(塩江、愛媛、宇和島など)が
全て軽便規格だったからか、単線でも標準軌(1,067mm)で
造られた土讃線の廃トンネルは大きく感じられました。

第一隧道方向(北)を見る
高知らしく南国っぽい植生が・・・。

どこからともなく種が運ばれてきたのでしょうが、
そのまま育ってしまうのは流石です。

しかし、この日は雪の降る中での寒い探索でした。
薮は無いけど寒い時期過ぎたかな?

全身びしょ濡れで、歩を止めると凍えます。

枕木と北側の風景
この隧道には枕木が整然と残されていました。

今まで紹介してきた隧道にも少しは枕木を
見ることができましたが、ここ程ではありません。

ここだけ全ての枕木が残された理由は何だったのでしょう?

北側 光景
隧道を抜けると直ぐに橋台。

ところが、ここの谷はどこよりも深く抉れ、
向こうへ渡る方法が全く想像できません。

この先にもう一つだけ隧道が眠っているので
どうしても行ってみたくて崖に取り付きましたが。。。

崖の中腹より
こんな危険な状態でした・・・。
(↑しろさんが撮影した私です。)

足元が崩れる崩れる、体を全く保持できません。
指を掛けた木の根が命綱!何とか限界まで進みましたが、
←この写真の位置で進退窮まってしまいました。

鉄橋さえ撤去されていなければ・・・。
コバルトブルーの吉野川が印象に残っています。
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