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登龍門
コンクリ巻
遺構
隧道内には、電気鉄道時代の碍子が等間隔に残存。
県道(サイクリングロード)となり、
アスファルト舗装や、照明などの工事がされたので
既に鉄道の痕跡はないかと思っていました。
なので、この発見はちょっと嬉しかったです。
内部より 高知市内方向を望む
土佐電気鉄道 安芸線は延長26.8km、
昭和49年4月1日廃止。 軌間は1,067m。
太平洋沿いを走るサイクリングロードになっているので、
自転車を持ち込んで走ればとても気持ちいいでしょうね。
高知市内側 坑口
現在、第三セクター経営の土佐くろしお鉄道に
ごめん・なはり線という路線がありますが、
そのルートは、この鉄道跡にほぼ沿っています。
勿論、鉄道跡を利用している部分もあるので
消失してしまった昔の遺構も多数ありますが、
この付近のように線形が悪い場所では変更され、
新たに開拓されたので放置されてることになりました。
高知市側に進むと
隧道から直ぐの位置でホームの痕跡に出会いました。
残念ながら駅舎は残っていませんでしたが、
後日、調べてみると「海浜学校前駅」があったそうです。
隧道脇の斜面をよじ登って撮影
海浜学校前駅ホーム全景。
往時に利用客はどのくらいいたのでしょうか?
ちなみに、廃線と併走しているくろしお鉄道は、
年間数千万の赤字を出すほど苦戦しているようです。
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