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素掘り+吹付け

高知側を望む
ここは簡単に到達できるお奨め物件です。

隧道リストでも幅員1.8mと記されていることから
これでも一度拡幅改修を受けているようでした。

しかし、1.8mでは馬車も怪しいですね・・・
現在は4mあるかないかの幅員となっております。

徳島側を望む
吹付け工事の際に安全対策で落としたのか、
それとも自然に落ちたのか?左上が欠けています。

欠けた部分の大きさの石に直撃されたら死にますね。
オソロシヤ・・・。

徳島県側 坑口
腐りかけのカーブミラー装備。

隧道データを下記に。

昭和3年竣工
この年にキリンレモンが発売されました。

延長42m、幅員1.8m(現在は約4m)、高さ3.5m。


林道と分岐
徳島側の坑口の脇から林道が分岐しています。

この道の更に旧道かと思って少し行ってみましたが、
方向が峠と違うような気がしたし、これから室戸岬まで
取材をしながら行く予定だったので泣く泣く引き返しました。

徳島県側 旧道
こちらは短い旧道。

この辺りで隧道の上を越えていった電線は
尾根を越えて旧道沿いに戻ってきました。

徳島側 アプローチ道分岐点
こちらは現府殿トンネルのそばから。

府殿トンネル(93m)は、
平成3年竣工で、幅員7m、高さ4.5m。

旧隧道の共用されている期間は63年!長寿。
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