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大釜隧道
素掘り
南側を望む
隧道のデータを下記に。
昭和36年竣工
昭和中期に完成してコンクリ未使用とは・・・
よほど安定した岩盤に掘られたのでしょう。
延長102m、幅員4.2m、高さ4.5m。
有効幅員は3.7mとされています。
北側 坑口
一度、高さを増す改修を受けたのか?
リストによると、完成時の高さは3.8mなのに対し、
現在の高さ制限は4.5mとなっていました。
隧道の開通時は、未舗装路だったので
舗装工事の際、同時に改修されたのかも?
まぁ、一度でも改修を受けても完全素掘りというのは
不自然なので、舗装工事の都合で路盤が削られたか
綺麗に整形されて規格が変わったと思われます。
規模
連休の最中に訪問したせいか観光客が沢山。。
狭い隧道
で白熱の離合バトルが行われていました。
タイミングよく擦れ違えば何とも無いのですが、
たまに間の悪い車が居ると苦労するようです。
ガードレールには、落石のHITした痕跡が・・・。
名瀑
この隧道のすぐ脇に
大釜の滝
という名所が。
この大釜の滝は、日本の滝百選に選定されています。
滝は釜ヶ谷川流域にあり、落差20m・滝壺の水深15m!
水深15m
は凄い!・・・大釜の名は伊達じゃないかも。
秘境の滝によくある大蛇伝説も残されていました。
なお、この釜ヶ谷峡沿いには100近くも滝があるそうです。
193 北側
この先で剣山スーパー林道とクロスしたり、
雲早隧道
があったりと秘境の雰囲気は続きます。
紅葉の季節には渋滞が発生する路線ですが、
普段の交通量が少な過ぎるので、しばらくは
このまま残されることになりそうでした。
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