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梅ヶ峠
桜三里旧道
梅ヶ峠
右側が目指してきた梅ヶ峠。
左側の道の先には、戦死者の墓所があります。
戦時においては、相之谷集落も徴兵の例に漏れず、
十二戸から8人の男が召集されました。
墓所はその8人の内、たった一人だけ・・・
生きて帰ることのできなかった人の物だとか。。。
峠 松山側より
地蔵や標識のない静かな峠でした。
峠道は、松山側ではほとんど展望がありませんが、
西条側になると途端に開けてきます。
また、峠の道沿いにある民家は全て西条側にあり、
相之谷集落の主要地区を形成していました。
峠 西条側より
古い歴史を持ちながら今でも生きた峠です。
道が舗装されたのは昭和40年代であり、
地元議員が設立した「施業土木森林組合」が
銀行から融資を受けて施工費を一部負担しました。
また、峠の名にある梅はどこにも見当たらず、
存在してもかなり以前に失われてしまったようです。
峠の西条側
路肩の所々にアジサイの花。
峠からこちらの道路は幅員が非常に狭いので、
普通車でギリギリ。路肩は脆弱&崖に注意です。
峠道
つづら折りが続き、一気に高度を下げ、
峠から僅か数百mで、水田や人家が散見されました。
石碑
路肩に石碑を発見!
古そうなものだったので下車して観察したところ、
「石」と「奉燈」
の文字を見つけることができました。
先ほど見た
石金
と書かれた常夜灯と同じ文字なので、
中台から上の無くなった金石常夜灯で間違いないでしょう。
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