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コンクリ巻+鉄板巻

銘板 大正生まれの証拠
大正13年7月竣工と記された銘板。

大正10年に完成した松坂隧道は、
現役とはいえ既に国道を退いています。

しかし、この松之越隧道は現役主要地方道!
たいしたもんだとひとしきり感心してしまいました。

東側坑口 遠景
ヘキサとコラボレーション。

隧道の古びたコンクリも味がありましたが、
ヘキサにも隧道に負けない年季を感じますね。

掘割
隧道前の掘割です。

写真は隧道を背にして、西側を見た風景で、
掘割の擁壁は当然のごとく石垣でした。

鹿野川ダム湖
県道を鹿野川ダムの湖畔まで降りてくると、
ローゼ橋(鉄骨下路式)の新舟戸川橋の下に旧橋が。

これは、昭和5年(当時の野村町)に完成した
「舟戸川橋」という上路式開腹アーチ橋で、
昭和34年の鹿野川ダム完成により水没しました。

渇水期にしかその全容を見ることができませんが
愛媛県内で最も美しい開腹アーチ橋だとされており、
1スパンの橋長は35.2m、復員4.5mで構成されています。

おまけ
素直に国道へ出ずに県道32号(肱川公園線)を
走っていると白看板を見付けることができました。

白看板の場所は、旧肱川町役場の隣で、
県道55号線との分岐点にあります。

おしまい。
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