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コンクリ坑門+素掘り+鉄板巻

銘板
旧々道の存在は確認が取れていませんが、
昭和二桁まで道が無かったはずはないと思われます。
これが旧隧道を改良した物になるのでしょうか?
それとも、先に示した旧々道が予想通り存在するのでしょうか?
詳しい方に聞いてみたいところです…。

※後日、アプローチの項で紹介した道路が旧々道と判明しました!
「この地には化物が住んでおり、真弓某という弓の名人が
旧々道にある峠(尾根)から、その化物を射止めたことから、
真弓峠と言う名が付いた。」との伝承が残されていました。

内部
何にも考えてないせいで懐中電灯を持ってこなかったので、
複数の二輪車のハイビームで照らしながら進みました。

坑口付近にはライナープレートが巻かれたお陰で
水は落ちてきませんが、崩落の兆候があっても分かりません。

ただ、現在も林業のトラックが通っているようなので、
まだまだ大丈夫だと信じて通り抜けることにしました。

中心部
ライナープレートが途切れると突然素掘りに。

この後、交互にコンクリ巻と素掘りが現れましたが、
素掘りの部分には吹付けすら施されていません。

天井に掛けられていた照明の電線も垂れ下がっており、
ハイルーフの車だと接触しそうな高さでした。

小崩落
このように素掘り部分が現れては、
少しずつその場所が崩れてしまっています。

素掘りの壁面を手で触ってみたら
粘土が乾いたような土でボロボロと崩れてしいました。

本当は、元国道とはいえ油断ならない危険度かも?
奥に転がっている赤い物はコカコーラの空き缶です。

内子町側を望む
こちら側には不法投棄が少し。

パタリンさんと一緒に訪問した時、
パトカーに遭遇して驚かされました。

それとなく職務質問をされたけど、こちらからも
「あんたらも、こんな場所で仕事になるんか?」
と聞いたら、不法投棄の見回りをしているとのこと。
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