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楽門
素掘り
石積み
神社脇を過ぎ、広場を抜けると足元に石積みが出てきます。
自然石を乱れ積みした石垣は、当時の姿を残す貴重な物。
今でもほとんどの場所で綺麗に残っていました。
開通記念碑
この記念碑が隧道の直前に置かれています。
記念碑には「楽門開通記念」とあるので、
楽門の名称を隧道に採用しました。
小さな隧道でも、地域のかける期待は大きいようで、
碑の大きさは2m近くある立派なものです。
※もしかしたら「極楽門」かも知れません。
記念碑の裏
昭和九年建之(しょうわくねんこれをたつ)
とあるので、隧道も昭和9年竣工と推定。
碑の裏面には、/
郵便局
/・/
銀行・医師
/・/
組長・商工会・電力
/・/
消防組頭・
在郷軍人
/などなど・・・後援者の氏名がびっしりと彫られていました。
南側 坑口
本当に小さな
素掘りの隧道
。
坑口の脇には、地四国参りが安置されており、
お参りをする人は。今でも隧道を利用しています。
隧道の手前には、これまた
小さな掘割
もありました。
北側 坑口
こちら側の坑口脇にも地四国が安置されています。
隧道データを下記に。
昭和9年竣工
この年は、帝銀事件、室戸台風、東北飢饉など、
心の痛くなる事件の多い年だったようです。
延長約1.2m、幅員約0.9m、高さ約1.8m(実測値)
P1
P2
P3
P4
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