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竜宮隧道

コンクリ巻

工事看板 私は免許を取ってすぐにZZR400というバイクを買って そこいら中をツーリングしまくっていました。 その頃、この隧道はいつ来ても工事通行止となっており、 都合二年間くらい通行止だったような記憶が残っています。 で、法面に貼ってあった看板を見てみると その頃の工事内容が書かれた札を発見！ 取り外すのを忘れ去られたのでしょうか・・・。 ちょっとだけ個人的に懐かしい発見でした。

坑口付近で振り返る H.9年に改修されたのは坑口付近となっていましたが、 内部は言われてみればコンクリが少し新しいかなと思う程度。 雨の日に訪問したので寂れた雰囲気の写真になっています。 この道は西日本最高峰であり、霊山でもある石鎚山（1,982m）の （面河側）登山道となっており、石鎚山は古くから修験の山として 栄えていました。隧道を修験者が通ったこともあるでしょう。

北側　坑口 こちらの坑門は南側と比べると古臭い気が・・・ 傍らには野生の藤の花が咲き誇っていました。 改修は主に南側の坑口付近で行われたようで、 崩落の危険があると言う理由だったそうです。 坑門の味わいに違いがはっきりと現れていました。

おまけ 北側坑口の脇の斜面には古い石垣が残っていました。 この石垣、積まれ方や斜面などの雰囲気から、 隧道が開通した大正時代から残る物かも知れません。

石鎚山へ この後、同じく大正隧道である横山隧道へ向いました。

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