髙研隧道再訪編

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髙研隧道再訪編

吹付け＋鉄板巻＋コンクリ巻＋ブロック積

合流地点

二車線が大規模林道で、杉の葉が落ちている
下り坂が旧R197号線となります。

昨今の台風災害にて、この大規模林道も
あちらこちらで崩落が見られました。

おまん姫の墓

林道沿いを髙研隧道に向かっていると、
傍らになにやら標識が建てられています。

案内によると源平合戦の頃の話で、
この辺りに多い竜馬ら維新志士に関わる
脱藩の話ではなかったので意外でした。

大街道跡

もちろん車両の通行は全く無理なので、
登山装備で訪れてみてください。

小規模な堀割も見え、歴史ファンには
たまらない道なのでしょうね。

愛媛側　坑口

近代土木遺産に認定されている立派なポータル。

久しぶりに訪問したのでビラスターなど
装飾をあらためて眺め回してみました。

ビラスターは珍しい三つ鉾型で、旧道倶樂部の
nagjisさんが言うには愛媛と東海地方の
一部の地域にしか見られないそうです。

かくいう愛媛でも、他にこのビラスターを持つのは、
俵津隧道と改修前の土屋隧道の二つだけでした。

扁額

前回失敗していた扁額写真。

やっと撮りなおしができました！
右書きで「髙研隧道」とあります。

土木デジタルアーカイブスにも図面が載っていました。

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