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千賀居隧道
煉瓦巻
大洲市側 坑口
これは冬に訪れたときの写真。
夏は草木が隧道を隠すほどの勢いだったので
坑門の全体像を写すことができませんでした。
この隧道は先ほどの白看板の場所を過ぎ、
道路がループを描いて下った場所に現れます。
高さがかなりあるのはトラックやバスが通る為ですが、
それでも天井(真上)を何かがこすった跡がついていました。
クレーン車がアームを上げたまま通ったのかな?
内部より大洲市側を望む
隧道と言うよりも、小さなアーチ橋の下を走っている
ループ道路というほうが正しいかもしれません。
ちなみにこれは夏の写真。
止まっているバイクは私のAPE100です。
※刈り払いをした直後の坑門(八幡浜口)
ここは、道路サイトの管理人さんとオフ会があると
必ず案内している私のお気に入りスポットです。
煉瓦積
擁壁はイギリス積み、アーチ部は長手積みに変化する
日本で見られる、
基本的な煉瓦積み
隧道です。
愛媛の場合、積み方が変化する境の一列だけ
フレンドル積みとされている場合もごく稀にあります。
八幡浜市側 坑口
こちら側の脇から派生する未舗装の林道群があるので
いつかオフ車で走りに来たいと思っています。
坑門脇の植生が竹で、年々その勢力を広げているのを見ていると
竹の根(茎)が隧道に被害を及ぼすのではないかと心配になってきます。
この写真で見えている道端の二本の竹の子(ほぼ竹だけど)も、
現在は交通の邪魔になるほど成長してしまっていました。
八幡浜市側 坑口
隧道のスペックを下記に。
明治38年竣工
この年は、日露戦争の日本海海戦があった年。秋山眞之参謀の
「敵艦見ユトノ警報ニ接シ連合艦隊ハタダチニ出撃之ヲ撃滅セントス
本日天気晴朗ナレド波高シ
」の電報は超有名!
延長は16.5m、幅員4.6m、高さ4.5m(5.0m)。
ちなみに現在は、大洲市道白尾夜昼峠線という名称です。
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