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江畑隧道 再訪編
コンクリ巻+ブロック積+完全閉塞
総石積
壁には
水道管?
それとも電線でしょうか?
既に役目を果たしてはいませんが、
現役時代は架線の類が通されていたようです。
ところでこの石積み、切石だと思っていたのですが、
間近で見てみると、なんとコンクリブロックでした。
西風さんに頂いた資料によると、昭和7年当時の
村長 岡田正一氏と村議 白石保太郎氏の尽力により、
当初からコンクリート巻として完成したそうです。
50m過ぎか?
結局、水かさは私のへその位置までありました。
西風さんに頂いた満濃町広報(H.13 6月版)によって
隧道は昭和9年3月の竣工と判明、ちなみに
この年に来襲した室戸台風で死者行方不明3,066人、
家屋全半壊42,000戸もの被害が全国に発生しました。
今回は隧道の内部に霧が発生していなかったので
入り口からすぐの場所で閉塞部分が見え始めました。
終点
完全閉塞
しています。
どうやら人為的に埋められたようで、
坑門付近のコンクリで覆われている場所で終点。
傍らに
工事用ヘルメット
が浮いていたのを見て、
しゃれこうべがあるのかと一瞬ビビリました。。
ちなみに、しろさんも始めは骨かと思ったそうです。
引き返し
通り抜けることはならなかったので、
再び
水の中をザバザバと
帰ります。
途中、
水抜き穴
なんかを見つけたりもしましたが、
コウモリの糞尿の臭いがきつかったので早々に退散。
西風さんに頂いた資料にはスペックも載っており、
延長63m、幅員3.5m、高さ2.8mとなっています。
体感的にも正確な数値で疑問の余地はありません。
南側坑口を求めて
さて、気を取り直して反対側の捜索に入ります。
隧道と現道の角度が違っていたので、
南の坑口は
電柱の後ろ
から山に入った場所とみました。
開削した際にカーブを取り払ったことから、
隧道と道の距離が離れてしまったと思います。
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