[HOME]立石隧道再訪編 (中村トンネル)
コンクリ巻+素掘り

北側へ
くだらない落書きに盛り上がりつつも出口に到達、
崖崩れの土砂が坑門に進入してきています。

この落書きは手足が無いし、大きさもバランスも悪いので
人が死んでいたようには見えず、むしろ滑稽に感じました。

それよりも、ここは自然林の広がる山の中にあります。
肝試しの際には、ヘビやハチに充分ご注意ください。

北側 旧道
坑口前の標識がぶっ倒れていました。
この辺には崖崩れによる土石流が走った痕跡があり、
一つ前の写真からも分かるように道が土砂で荒れています。

廃棄物最終処分場建設予定地の壁に掛かっていた
看板も転がっており、路面を埋める土砂にはキノコが。

何というキノコでしょうか?地べたに沢山生えていました。

北側 坑口
北側の坑口のそばにある空き地に生えていた
切れない杉も豪快に流されていました。

切ろうとしたら死んだり失踪したりするはずなのに
台風災害で倒れたのは誰を恨むのでしょうか?

というのは冗談として、曰く付として紹介されていた
霊スポとしての目玉商品が一つ無くなっています。

扁額?
付けていたような跡はありますが深さは1cm程しかありません。
今までにたくさん見てきた、他所の外された扁額と比べても
厚さが極端に足りないのが気になりました。

あらためて観察すると、扁額は元々付いていなかった
という気がしてきました。少なくとも周辺にはありません。

ところで、この町道平木線の土砂災害は、
平成16年度の台風23号によるものらしく、
復旧はH.18 3月頃の予定となっているそうです。

擁壁
見事な石積みの擁壁で支えられています。

このまま旧道を走って抜けようかと思いましたが、
この先で路面が完全崩壊しており通行できませんでした。

通行止を無視して突っ込んだのが悪いのですが、
バックで隧道内を延々と通行する羽目に。。
トンネル内が暗いのでバックに苦労しましたが、
車体を擦ることもなく無事に帰ってきました。

やっぱり道路の復旧まで肝試しは控えた方がよさそうですよ!
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