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口屋内隧道
コンクリ巻
扁額
後年付けられた物なのでトンネル表記。
当時のままの林鉄隧道を今までにいくつか見ていますが、
扁額の付いている物件は未だに見たことがありません。
ここも扁額の無い素掘り隧道だったはずで、
周辺にも旧扁額が残っている様子はありませんでした。
内部
完全コンクリ巻。
少しだけ湧水が見られましたが一般的な程度です。
また、この林道の奥にある貯木場は現役で活動しており、
この日もクレーンが谷間をぬって動いていました。
銘板
これによると、竣工はS.50年とあります。
軌道廃止がS.32年頃なので、車道転用後約18年は、
隧道が竣工時の姿を留めていたと思われました。
延長108mは、林鉄の隧道にしてはかなり大きな物です。
幅員約4.5m、高さ約6m。(適当に実測)
内部より愛媛県方向を望む
出口すぐ脇から川沿いを走ったもう一方の軌道跡が分岐。
この路線沿いは開発が進み、宅地だけでなく、
商店やガソリンスタンドまで存在しています。
また、山すそには水田も多く開墾され、明るい雰囲気なので
山奥にひっそりと残された軌道跡のイメージとかけ離れていました。
愛媛県側 坑口
ほっかむりがCRM80を駆って颯爽と隧道を抜けてきた所。
この日は、この隧道を見た後に西谷林道を抜ける予定なので
私はDT125R、ほっかむりがCRM80とオフ車2台体制です。
オフロードバイクは、長距離を走ると尻が痛くなるので、
二人とも尻痛と戦いながらの遠征となりました。
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