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コンクリ巻+素掘り

地図
レポート前半からの続き。

探索メンバーは、TNTさん、TNTさんの会社の先輩、
自転車乗りさん、それに私の四人です。
四国の林鉄隧道の中でも屈指の到達困難な場所にあり、
完全にトレースすると一日では回りきれない林道。

県道207号線沿いの花地区から林道を延々とつなぎ、
山中の杣道を一気に下って、更に川を渡渉して
初めて軌道の痕跡に降り立つことができました。
落書きだらけの汚い地図ですがご容赦ください。

地形図
軌道跡へのアプローチのルートは左図の通り。

山中のルートは地形図を読み、勾配の緩やかな場所と
渡渉できそうな場所を狙ってTNTさんと一緒に計画しました。

無事、軌道の跡地に降り立った後、
第二隧道を見に行く為、一旦北へ進みます。
前半で報告した通り第二隧道を発見できたので、
後半では第二隧道から引き返し行程を紹介します。

第一隧道と複数の橋梁跡が今レポートのメインです。

前半より
この辺りで崩落した大き目の橋が連続。

この橋は幅15mほどの谷間に架けられていた物で、
ご覧の通りバラバラに砕けてしまっています。

川を高巻いて谷底まで降りられる場所を探し、
隙あらば一気に下って攻略します。

この方法を谷ごとに繰り返している内に
降りるのはいいけど斜面の直登が足に堪えました。

橋台
石積みの橋台も複数残存。

橋のあったほとんどの場所で残っており、
道中の良いアクセントになってくれます。

木の根に押されて崩落している物もありましたが、
それはそれで一つずつ石を観察できるので一興。

フィールドアスレチック
マジ命懸けのアスレチックもありました。

クレバスのように垂直に岩が切れ込んでいる場所に
丸太橋(腐りかけ)が架けられています・・・。
一応、ワイヤーが頭上に張られていますが、
今にも抜けそうなので体重を掛けられません!

谷底までの距離は約10m、地形的に高巻も直降も不可。
この橋を渡った時が、林道中一番命懸けの瞬間でした。

別の丸太橋
これは別の丸太橋で、先ほどの物より高さがなく
怖さも半減ですが、恐ろしいのに代わりはありません。

底までの高さは6〜7m程もあり、
高巻などが通じる地形でもありませんでした。

人が渡っているのをハラハラしながら撮影、
橋が腐りかけ&苔むして滑るので一気に慎重に。
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