有宮隧道

有宮隧道

コンクリ巻＋素掘り

地図

地図には表記されていませんが、
別府峡温泉の近くに旧隧道が眠っていました。

徳島巡礼2泊3日の旅にて、DT125Rで訪問。

ー追記ー
車道が開通する前は、R195の前身となる林鉄が
有宮隧道の付近まで敷設されていたそうです。
今回は、道路旧道ということに特化して観察したので
森林鉄道関係の遺構は探し出せていません。

高知県側　アプローチ道分岐点

現道の掘割を回っている典型的な旧線形が目に入ります。

ところで、この付近にある別府峡温泉は
炭酸水素塩泉という泉質で、美肌の湯として有名です。
珍しい泉質なので、四国ではここにしかないのでは？

私事ですが、秋田の滑多羅（なめたら）温泉も
同じ泉質だったのを思い出し懐かしく思いました。

高知側　旧道

ここはORRやTNLprojectで先に公開されているので
訪問前から存在を確信していました。

路面は未舗装ですがしっかりと踏み固められており、
その距離も100mもないほど短いので容易に接近できます。

高知県側　坑口

ここまであったR195の旧廃隧道と同じく、
坑口付近はコンクリ巻、内部素掘りで1車線の隧道。
造られた時期も同じなので当たり前といえば当たり前？

オフロード車ではない車でも容易に接近できました。

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