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コンクリ製アンダーパス

元国道の証拠
銘板が橋の路面に直接打ち込まれていました。

この橋、元々は車道が確保されていただけのようで、
この銘板が記す昭和54年に、当時の建設省、
現在の国土交通省が歩道橋の設置工事を行っています。

吾桑隧道
先ほどから都合上、吾桑隧道と呼んでいますが、
本当は名称は付けられていないそうです。

土讃線のアンダーパスなので
JRに聞けば本当の名前があるかも?

扁額もどき
坑門の脇にペンキで書かれていました。

ここで書かれている延長とは幅のことで
鉄道側から見た意味で延長と書かれています。

整理すると、国道から見ると幅、
鉄道から見ると延長の数値となります。

多度津起点の後に書かれている数値は
起点からの線路の距離(総延長)でしょうか?

内部
隧道データを下記に。

大正10年竣工
この年、原敬首相刺殺事件がありました。

延長は20m、幅員6.1m、高さ約4m。

桜橋を望む
大型車の仕業でしょうか?
天井にこすった跡がたくさんありました。

橋までは、なんとか二車線を保っていた旧国道も
隧道の内部では、わずかに二車線に及んでおらず、
主要な国道であるR56だった時代には、
交通のボトルネックとなったことが偲ばれます。
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