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コンクリ巻+閉鎖

扁額
うれしいことに扁額は残っていました。

隧道データを下記に。

昭和34年竣工
南極探検隊がタロとジロを発見した年です。
ジロは日本に帰る前に南極で死亡したそうな・・・。

内部
坑口上部には、わずかながら隙間が。

転倒して頭から少し血が出る怪我をした嵐坂隧道の体験で
散々懲りたはずなのに、いざ前に立つと入ってみたくなります・・・。

〜追記〜
隧道が現役の頃、隧道内部で焼身自殺があったそうな。
あまり入ると言う行為はオススメできません。

我慢できずに進入
せっかくだからと思って入ってみましたが、
嵐坂と違い土砂の詰め方が厳重&丁寧で
写真の位置までしか入れませんでした。

さすがにこれから先は匍匐前進になりそうだし、
奥までこの状態なのが懐中電灯で確認できたので撤退。

坑口から約20mの地点で閉塞です。

反対側を求めて
これが新トンネルの伊豆田トンネル(1,620m)平成6年竣工。

旧道の隧道より古い道は、伊豆田坂峠と呼ばれ、
現在でも半分ほど当時の山道が残されているようです。
その道は大変険しく、車が精一杯の幅員でしたが、
当時は旧型フォードを使った路線バスが通っていました。

昭和32年6月28日には、貸切バスが転落して5名の死亡する
交通事故が発生、現場に今でも地蔵が祀られております。
この事故で伊豆田隧道建設の機運が高まったとのこと。

伊豆田トンネル 内部
最近出来たトンネルなのにちょっと薄暗いです。

延長が1km超と長いので、地質的に何らかの制約が
あったのか?内部が少しカーブしています。

H.16年の夏、ここで全国ニュースにもなった
10台以上の玉突き交通死亡事故があったので
交通安全とご冥福を祈って通過・・・。

歩道は、広く段違いに設けられているので安全です。
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