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大森隧道(初代)
コンクリ巻+素掘り
旧々道より
二代目の大森隧道が見えました。
旧々道は、九十九折れで高度を稼ぎつつも
場所によっては旧道を覗き見ることができます。
長沢森林軌道跡にも近づく場所があったのですが、
軌道の痕跡となる石垣の一部が見られる程度なので、
よく知っている人じゃないと分かりません。
隧道以前の道は辞職峠と呼ばれた厳しい峠道であり
土佐から役人が着任する際に峠で辞めて帰ったそうな。
道中にて
発砲・・・禁猟区じゃないのね。。。
最近、四国でも猪と鹿が増えすぎているらしく、
狩猟期間が延長されている場所もあるようです。
保険程度ですが、間違っても撃たれないように
ラジオを鳴らすか複数人で行った方がいいかもしれませんね。
道路から離れることは絶対に避けた方が良さそうです。
発見!
おおおぉぉ・・・
車の轍
が確認できました!
ここに来るまでに大きな落岩があったり
路肩や路面が何箇所も崩落していたので、
この轍は間違いなく車道時代の物でしょう。
実は、昭和35年に二代目が完成直後に崩落し、
こちらが迂回路として利用されたそうです。
現在の様子からは、昭和35年〜40年頃に車が走っていたとは
とても想像ができなかったので嬉しい発見になりました。
轍の直後
カーブと共に道が崩落していました。
ここがアプローチでは一番危ない場所です。
先ほどの轍は、いよいよ貴重な轍だったんですね・・・。
この先に見えるカーブを曲がると遂に隧道とご対面です。
発見!
旧々道と林道の分岐点から30分!
幻の初代大森隧道がやっと目の前に・・・!!
とはいうものの、周辺の法面が崩落してる・・・
隧道が無事かどうか心配になって駆け寄りました。
愛媛側 坑口
隧道は無事・・・でしたが
水没
しています。
昭和40年代に迂回路とはいえ供用されたはずの隧道・・・
既に終了していました。。勿体無い。
澄んだ水は深く、4月とはいえ標高の高い山中なので
濡れると寒いだろうし・・・入るのには抵抗があります。
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