歯朶ノ浦隧道

歯朶ノ浦隧道

開削＋残存遺構

旧道の風景

でも、時間があれば旧道に行けば、
ひょんなことでいい風景に出会うことも。

周辺は竜串や見残しと呼ばれる奇岩景勝地もある
独特の海岸線の風景。海食洞に出会いました。

朽ちたバス停

乗客もいなけりゃバスも来ない。

旧道

断崖絶壁に通っているので事故は多かったでしょう。

台風銀座の足摺岬に近く、台風がくれば
大波によりたちまち通行止となった旧道です。

東側　坑口

分岐から10分ほどで開削された隧道が見えてきました。

隧道データを下記に。

大正4年竣工
この年、米価調整令が公布されています。

延長15m、幅員2.2m、高さ4.2mで、
昭和47年に廃止されました。共用57年。

東側　近影

情報どおりビラスターや翼壁の一部が残されています。

帯石、笠石も見て取れますが、
肝心の扁額は失われていました。