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吹付け+鉄板巻+コンクリ巻

地図
愛媛県側のみ近代土木遺産に指定されている隧道。

この国道、一昔前はイクナ酷道と呼ばれていましたが、
怒涛の改良が進み、現在は大部分が快走路になりました。

大半の車は、高速道路並にスピードを出していますが、
軽四で野良仕事な方々は制限以下でゴーイングマイウェイ・・・。

高知県側 アプローチ道分岐点
右に停めてある軽箱バンが見えている場所から旧道へ。

新道の高研トンネル(1,562m)は昭和54年の竣工で、
高知県により定点カメラが設置されています。
(※カメラの稼働は冬季限定のようです。)

旧国道
現在も林業関係者が利用しており、
最低限通れるだけの整備はされていました。

私が行った時、この先から積雪と凍結が始まっていたのですが、
何も考えずに、勢いに任せて突っ込んだらえらいことに!

引き返すに引き返せない、前には滑って斜めにしか進めない、
停まると再スタートできない危険な状態に陥りました・・・。

本当にスタック寸前で、遭難するかと思いました。
チェーン必須!(もちろん私も携帯しています。)

高知県側 坑口
上記のことで動揺したのか、
冬の写真が手ぶれしていたので夏に撮った時の写真です。

おかげで前後と季節感がえらいこと違っています・・・。

こちら側の坑口は、昭和7年のトンネル改修の際に延長され、
味気ないものが設置されてしまいました。残念です。

迫石風コンクリ模様が付いているのは
少しでも当初の雰囲気を残そうとしたものでしょうか?
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