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中マンプ
煉瓦巻
地図
東平地区に残されている隧道です。
かつて、東平には大規模な索道基地が存在していました。
その為、劇場や発電所はもちろん小学校も設置され
鉱山による繁栄を極めていたそうです。
しかし、鉱山の終焉と共にその栄華は去り、
現在は巨大な廃墟群がそびえる独特な空間でした。
小マンプから
小マンプ編でも触れましたが、
ここにはかつて鉱山軌道が走っていました。
今回はその隧道をメインに報告するので
インカともマチュピチュとも呼ばれている
索道基地の廃墟群は割愛しています。
※廃墟群は上部鉄道編で公開する予定。
支線
この地区に走っていた軌道は様々な支線を持ち、
複雑に分岐と集合を繰り返していたようです。
右からも左からも、果ては斜め上や下からも
支線の石垣
が本線の痕跡に寄ってきます。
この辺りを支線まで含めて丹念に調査すると
隧道がもっともっと出てくる可能性も!?
中マンプ前広場
当時は険阻な山間部に通された軌道でしたが、
現在は道の駅に指定されるなどを含め
博物館も建てられるほど開発されています。
人が去り、廃墟となった地が再び脚光を浴び
人が自家用車で訪れるまでになるとは・・・。
栄枯盛衰、そんな雰囲気を妙に感じられました。
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