HOME鞍瀬鉱山
マンガン鉱物、灰バナジン柘榴石、桃井石
坑口 
ズリを踏ん張って越えると、大きな坑口が登場。

歪なので大体ですが、縦150cm・横200cmの入口、
奥行は5〜10mほどで崩落しています。

坑道というよりも、マンガン鉱山らしく、
芋状の鉱脈を丸く掘りぬいたような感じでした。

小規模な鉱山かつ、試掘程度の操業だったのでしょうか、
鉱山の歴史や情報が記載されている資料がありません。
判明次第、情報を追加しblogでお知らせしたいと思います。

本坑 
周辺にも2本の坑口がありましたが、最初に見た
この坑口が最も大きく、ズリも多く見られました。

稼業時は、主にマンガンを採掘していた鉱山ですが、
鉱石中に灰バナジン柘榴石の含有が非常に多く、
マニアにとって、ザクロ石の産地としての方が有名です。
多くの人が訪れた形跡があり、ノミがズリに埋まっていた
ので拾っておきました。誰か心当たりありませんか〜?

本坑 内部 
奥行きはほとんどありません。

風化のせいか、岩盤が剥がれ落ちやすくなっており、
計測のため内部へ入ったものの、早々に脱出しました。

タヌキ掘り 
本坑のすぐ脇に、小さな坑口もあります。
しかし、入口は縦・横50〜60cmの大きさしかなく、
下り勾配が伴っており、這って入るのも困難でした。
それに、坑口付近に頭とカメラを突っ込めば、
奥まで撮影できたので、ココには入っていません。

この辺りのズリには、余り割り跡がありませんでした。
目当ての石には、ほど遠いのか?見逃されているのか?

P1 P2 P3
[編集]
CGI-design