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車屋隧道
煉瓦巻
坑水路の桁跡
当時、木製と煉瓦を組み合わせて作った坑水路が
この桁の上を流れていたそうです。
現存している桁を数えてみると
軌道沿いには全部で49本ありました。
軌道に沿って続く
見た目は緩やかな勾配のついた水路が通っていたようですが、
水路にとってみれば急だったのでしょうか?
現在の水路は軌道内の石垣に沿って設置されています。
この景色、産業遺跡感が強くて隧道に次ぐ見所でした。
現物には迫力がありますのでぜひ訪れてみてください。
脱出開始
軌道は桁群を過ぎるとマイントピアの駐車場へ、
完全閉鎖
されているので、たとえ人間のみであっても
そこから脱出することは不可能に近い状態です。
我々は原付オフ車を持ち込んでいたので論外!
黒石駅跡の脇にあった廃な小道を使って脱出しました。
写真は廃道を抜け、民家の間にある幅1mの下り階段にて。
まさか、道が勾配のきつい階段に変わるとは思わず、
単車は引き返すに引き返せない状態…。ご利用は計画的に。
車屋橋
憶測で小道に頼らず、素直に出れそうな場所まで
軌道敷きを引き返せばよかったと反省させられました。
激狭急坂階段を、なんとか無事に越えて一安心の直後、
もう一つ罠がありました。事前に出口にと目論んでいた
この吊橋、足元がまさか板張りとは。。。
いきなりバイクで突っ込む前に徒歩で検査してみたところ、
鉄骨が通っていて、バイクでも問題無いと分かって一安心。
廃線歩きで無事だったのに、住宅街で遭難するところでした。
県道47号線より
車屋橋を脱出。
橋には、2台同時に入らず1台ずつ抜けました。
しかし県道側には歩行者専用と言う看板が・・・。
今回持ち込んだバイクが原付とはいえ申し訳なし。
この後、レポートはマイントピア別子の中へ。
中尾隧道編
につづく・・・。
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