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二酸化マンガン鉱
久主鉱床坑道位置図 
愛媛県採掘権登録第210号のマンガン鉱山。

秩父帯の北帯に属し、名野川層と呼ばれる
標高400〜800mの山中にある累層から、
高品位の二酸化マンガンを産出したそうです。

現地では、白木さんと峯本さんに久主(くず)鉱床へ
案内して頂きました。いつもありがとうございます。

梅坑 北側坑口 
山中に残るズリを這い上がり・・・到達。
ズリを登る行為ですが、何度やっても疲れます。。。

画像の坑口が梅坑。梅坑と呼ばれる物は二つあり、
←は北側の坑口。薄暗い山中に開口していました。

梅坑(北) 内部 
昭和元年に数千tの二酸化マンガンが取れたそうですが、
昭和16年〜昭和18年頃に休山(実質の閉山)されています。

訪問は、休山から約70年後でしたが、入口付近は綺麗に
残っていました。今までの経験上、マンガン鉱山の坑道は
綺麗に残っていることが多いように思います。

全長は200mほど。小さな分岐を除けば一本道でした。

梅坑 南側坑口 
少し南側へ行くと梅坑の南側坑口がありました。

坑道位置図を見ると、南北の両坑道は内部で
繋がっていたようですが、合流地点が崩落しており、
現状ではどちらも一本道の坑道となっています。

崩落と書きましたが、実際は埋め戻されたのかも?

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