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中津鉱山
二酸化マンガン鉱
最深部
どちらの坑道も、少しだけ水没していました。
溜まった坑水の色と
最深部の壁
が毒々しいのですが、
ここで採れた鉱物は品位23%であり、ブラウン鉱も
採掘できたことから総じて高品位だったようです。
また、緑マンガン鉱が多く採れたとのこと。
梅坑(南) 内部
初めて採掘権登録を取得したのは、三井 栄一氏。
石原 敬三氏から経営を引き継いだと思われ、
近代化に努めたものの収支が悪くてはかどらず、
昭和18年に日本鉱業鰍ヨ移管されていました。
また、鉢鉱床を鉢鉱山と呼ぶ向きもあるようですが、
本坑・鉢・梅・旧坑をあわせて中津鉱山となるようです。
小分岐にて
荷(中身は野菜)
が置いてありました。
埃も積もっておらず、今でも地元の方は出入りするようです。
余談となりますが、高知県側の
中津渓谷
の笑美寿茶屋には、
この鉱山から採れたマンガン鉱が飾ってあるそうな。
近くには温泉などもあるようです。→
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旧坑1
梅坑を離れ、山を直登していくと
旧坑群
があります。
旧坑だけあって、いくつかは埋没していますが、
開口している坑口を5つほど発見できました。
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