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二川登鉱山
銅・硫化鉄鉱
2番坑 終点
途中、一ヶ所だけ登り斜坑が分岐していますが、
レールも何もない坑道を一直線で終点でした。
操業時の年間の鉱量は、平均して1,800t程度。
データは昭和24年から昭和28年のものですが、
この間の品位は大体S20%だったと記録されます。
精鉱にするとS36%〜45%なので、硫黄分が多く、
鉄鉱石としては厳しい品位だったのでしょう。
斜坑 分岐点
非常に分かりにくい写真で申し訳ありませんが、
画像の左側に上方へと延びる斜坑があります。
この斜坑の斜度は60度ほどもあり、
四つん這い
に
ならないと登ることができませんでした。勿論
行きます
。
ズリ山のように、細かい砕石なので辛かったのですが、
20mほどで行きどまっており、何もありませんでした。
2番坑 斜坑終点
肉眼で終点が確認できた場所にて撮影。
フラッシュを炊いてしまうと何がなんやら…
悔しいので斜面に両足を踏ん張って撮影し、
見れる程度に写った画像
をリンクしておきます。
大斜度の斜面に、足を広げて踏ん張っていたので
内股が攣りそうになって死にかけました。(苦笑)
2番坑 脱出
これにて二川登(にごと)鉱山探索終了。
案内して下さった白木さん、ありがとうございました。
閉山から
57年
後の訪問となり、情報が無ければ
見つけるのは相当厳しい場所にありました。
目立ったズリも消え、厳しい場所にあるので
再訪問はできません。 ・・・多分。 完。
おまけ
現地の穴は、こんな風に見えました。
真正面から見てもこの状況ゆえ、
発見の難しさを感じてもらえれば幸いです。
P1
P2
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