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豊予要塞 佐田岬半島
道の無い山奥に隠れた名戦跡!
広域地図
戦争に備え、瀬戸内海を守る為に設けられた要塞。
大日本帝国陸軍によって建設された二等要塞で、
豊後水道を通る敵艦を撃沈する役目を背負っていました。
要塞なので当たり前なのでしょうが、
難攻不落に造ってあるお陰で探索する方にとっては
太刀打ちできない場所がいくつもありました。
←この要塞は広い範囲に遺構が散在しています。
No.4からの続きです。
拡大地図
今回訪問したのは第二砲台と呼ばれている地区で、
案内看板が一つも無いので一般には知られていません。
もちろん、灯台付近と違って観光客の目にも触れないので
戦争遺跡に詳しい人か、地元の方にしか気づかれることなく、
人気の無い現地で朽ち果てるままとなっていました。
今回のメンバーは佐田岬燈台周辺の調査で同行した、
元自衛官さん
とその後輩さんと私の三人です。
県道からのアプローチ
観光地となって賑わっている灯台から数`離れた
県道256号線から第二砲台への小道が伸びています。
この場所には駐車場も案内看板も無いため、
とても分かりにくい分岐となってしまいました。
戦跡までは車道がなく、徒歩でのみ接近可能となっており、
写真のカーブから北側に入口となる階段が伸びています。
アプローチ道入口
拡大地図中の「分岐」地点から延びる細実線の道路。
この交差点は元々県道と同じ高さに在ったようですが、
県道改良工事によって県道が嵩上げされたので段差が生じ、
海岸までの道は階段を用いての接続となったようです。
道路幅員は1mほどで、写真の通り入口が階段なので
車輌の通行は考えられていないことが分かりました。
道路
途中には無理やり入ってきた原付が数台捨てられており、
ナンバーが付いたままの物は盗難車の可能性がありそうです。
この道の途中には人家もあり、道の先には港がありました。
後から調べてみるとその港が軍艦波止と呼ばれているらしく、
要塞への物資の水揚げ場として機能していたようです。
港と観測所の写真を撮っていないので再訪問の予定あり。
(継続調査の内容は第二砲台観測所及び、
その他、第一砲台遺構軍再調査の予定。)
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