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コンクリ巻

地図
かつて、同じ四国の道後温泉と並ぶ温泉街として
隆盛を誇った塩江温泉へ向かう線路がありました。

それは高松琴平電鉄の支線のような存在で、
琴電仏生山駅から塩江温泉までガソリンカーと呼ばれる
広軌の軽便鉄道が走った塩江温泉鉄道です。

今回は、塩江温泉鉄道の跡地に残っている
山間にひっそりと佇む廃トンネルを訪問しました。

※H.17 9.26に塩江町は高松市になりました。

廃線
高松空港の誘導灯を潜り、田園地帯の中を走る
この農道が廃線を利用した路線となるようです。

廃止から60年以上が経っているためか、
鉄道としての痕跡は特に見られませんでした。

と言っても、私が見逃した(興味が無かった)だけで、
民家の基礎となったホーム跡などがあるらしいです。

仏生山側 アプローチ
今回訪問する岩部トンネルは微妙な位置にあります。

現役の舗装道路沿いに無いので発見しにくく、
ほっかむりが指差している小屋の裏に続く小さな
杣道を進むとトンネルが現れました。

仏生山側 坑口
隧道内に井戸が掘られていたことから
水脈が豊富な場所のようです。

人がほとんど訪れない山間にあるため、
路面は水に流され小川になっていました。

濡れたくない人は長靴を持ってくる必要があります。
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