大歩危～土佐岩原

大歩危～土佐岩原

12本の隧道！　無数の橋梁！

第十二隧道　内部

そして、この隧道にのみ明り取りのような場所が。

洞門と隧道がセットで存在しているようでした。
また、元々明り取りの穴は5つ開いていたようですが、
現在は3つを残して塞がれています。

外側に回って見てみると、斜面の崩落により
埋まってしまったので塞いだように思えました。

隧道内部より

そして最後の隧道も見えてきました。

第十三隧道の北側坑口です。

第十二隧道　南側坑口

最後の隧道の前に振り返って。

苔むしており、大歩危駅～土佐岩原駅間の旧線で
最も廃線トンネルらしさが出ている場所だと思います。

第十三隧道　内部

向こうに見えるコンクリの擁壁が
現在のJR土讃線の路盤を固めた物です。

いよいよ折り返し地点が見えてきました。

第十三隧道　南側坑口

結局、撮影しながらだと片道3時間弱でした。

この後、吉野川を無理やり渡ってR32を使って帰ろうかと
しろさんと相談をしましたが、残っているリョクトさんに
無事を知らせる方法が無かった＆川が深すぎるとの判断で
再び薮漕ぎ、崖登り（降り）で引き返すことになりました。

終点

JRの新線路盤の擁壁が見える位置で
ぷっつりと旧線の路盤は途切れていました。

擁壁に取り付こうにも手前が崖で、
擁壁まで5mほど距離があります。

この風景を見たあと引き返しの行程には
約2時間かかり、合計4時間半ほどでした。

次回は降下地点より北側の2本を目指します。
後編に続く・・・。