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素掘り

隧道より
那賀町側の取り付けも凄まじい坂になっています。

しかも、こちら側は谷に掛けられた小さな橋になっており
コンクリ舗装も相まって微妙に恐怖感が増しています。

単車で一気に下ると、現国道に飛び出しそうなので
エンジンブレーキを使って慎重に丁寧に下りました。

徳島県側 坑口
選挙の標語が微笑ましいかな?

隧道データを下記に。

昭和16年竣工 なんと昭和に入ってからの竣工です!
この年、独ソ戦争が勃発し第二次世界大戦へ・・・。

延長26m、幅員3.2m、高さ3m。

新旧坑口
旧隧道へは急勾配の橋を駆け下りて合流します。

旧道走破後に、改めて新旧坑口を比べてみると、
倍以上の規模を持つ現道の素晴らしさが見えました。

現トンネル内部
九文名トンネル(257m)は昭和61年の完成で、
歩道は狭いのですが、明るい二車線の十分なスペック。

銘板の代わりに設置されていたプレートによると、
現トンネルは昭和61年11月に竣工しており、
開通は昭和62年12月だったようです。
P1 P2 P3
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