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九文名隧道
素掘り
おおお!
「路面が復活してきたな〜。」
なんて思っていると現れました!
高知県側 坑口
コンクリなどの近代的な補強が一切施されていない坑口。
真新しい高さ制限の標識が、
隧道の異様さをいっそう際立たせています。
内部
しかし、坑口の見た目からは予想できないほど
とても丁寧な素掘りが施されていました。
落石などはなく、とても安定した岩盤のようです。
この路線には素掘りの旧廃隧道が多く残っており
地質が隧道を掘るのに適しているのかもしれません。
丁寧は掘りのお陰か、壁面の凸凹は大人しめでした。
高知側を望む
振り向くと人の手を離れた植林地帯が広がっていました。
なんと、ここに以前は路線バスが運行されており、
隧道を含むこの狭い旧道にバスが走っていたと言います。
現在のような大きなバスではなく、ボンネットバスか
乗り合いのワゴン車だと思いますが感慨深い・・・。
路面
生粋のダートで、一度も舗装された形跡はありません。
隧道にはコンクリ吹付けも施されておらず、
開通当時の姿で隧道は残されていました。
P1
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