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第一:素掘り 第二:コンクリ巻

地図
ここは、別の隧道を探索しに行く途中に偶然発見した隧道です。

大きな一枚岩を刳り貫いた素朴な素掘り隧道と、
改修で全く姿を失った隧道の二本セットです。

アプローチ道分岐点
東側からからR195を走ってくると、
長安口ダム手前で怪しい小道が分岐しています。

隧道を見つけるまでは単なる町道だと思っていました。

旧道
民家の軒をかすめるような4m未満道路。

現在の国道はダムによる付け替え道路なので、
ここはダムができた昭和30年頃に旧道化したのでしょう。

第一隧道 東側坑口
岩全体をコンクリ吹付けで固められており独特の迫力があります。

手前を横切っているワイヤーはすぐ隣にある吊橋のものです。
その先には謎の廃隧道があり、長安口隧道と題して
「その他」のコーナーにて公開しています。

第一隧道 内部
間口の大きさから予想したより短めでした。

竣工は、この路線にある付近の素掘隧道と同じく
明治時代の竣工と思われ、地形図にも掲載済。
昭和30年にダム工事に併せて拡幅されたようです。

目測ですが、延長25m、幅5m、高さ4.5m程度でした。
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