HOME長安第三隧道
コンクリ坑門+素掘り
内部 
路面がデコボコな為、水溜まりがあちこちに。

一体何の意味があって路面を削ったのか???
ダム工事中にこの隧道へ水を通したのでしょうか?
未舗装路が流水で洗い流された結果、
岩が露出したようにも見受けられます。

ダム工事の際に、河川水の迂回路に使われたのでは?
徳島側坑口付近の路面崩壊も工事で・・・それとも妄想?

終点 
最終地点までは50mちょっとに感じました。

ここでダムの構造体にぶつかったのか、
堰が設けられた奥にコンクリの壁が現れます。

反対側の坑門はダム湖の水中ですが、
この様子だと既に消滅している可能性大。

帰路 
卒塔婆のようなゴミが異様な雰囲気に一役かっています。

ここを帰るのは苦難だな・・・さきほど水溜りに落ちて
ズボンがちょっと濡れたので帰りは更に警戒して
ゆっくりと帰りました。あまりに暗いので迫力満点。

死体があっても不思議は無いような気がしました。

扁額 
扁額はありません。おそらく坑門も後付けでしょう。

現道にも隧道が3本、旧道にも3本、
仲良く3本ずつのトンネルを確認できました。

この第三隧道は旧隧道3本の中でもダントツに
風化しており、石灰分で壁が白くなるほどです。

帰路 
再び薮を漕ぎつつ帰ってくると、
現道への階段の脇に大きな切通しが見えました。

堀割の中は先の旧道が続いており、
本来の道筋が続いているようです。

この先はダム湖や現道の工事で削り取られた為、
道そのものがなくなっているので素直に帰りました。

現道からも時々、旧道の堀割を見ることができ、
長安3号トンネル西口脇には大きな物が残っています。

室戸岬へ 
今回は室戸へ行くツーリング途中だったのですが、
予定していたR193が崩落で通行止となっており
迂回路としてR195を通った際に探索しました。

急な探索にしてはいい物件が見られたと思います。

ダムの周りには色々あるという好例でした。了。

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