[HOME]鳥坂峠
鳥坂隧道(コンクリ巻)旧道

鳥坂峠(初代)
運動不足でヒィヒィ言いながら到着。(標高500m)

峠までの道中には、案内看板が充実しているので
分岐で迷う心配はありませんでした。

峠にはなにやら曰くありげなお社が造られており、
四国の道の標識で日天社と案内されています。

社の案内
今で言う日光菩薩と月光菩薩のような信仰かな?

峠からの展望は狭いものの中々の好展望。

平成16年4月に開通した、松山自動車道の大洲北只IC
から西予宇和IC(延長15.7km)の構造が見えます。

お社
この社は明治34年8月に建てられており、
御神体の石には確かに梵字らしき線刻があります。

祠の観音扉が崩れていたので御神体が丸見え…
簡単にですが扉を直して旅の無事を祈りました。

明治の建立から何人目の訪問者だったのかな?
遍路道なので、久しぶりの訪問者と言う訳では
ないと思いますが、社は少し荒れてしまっています。

旧道へ戻る
初代の峠から車を置いた分岐に戻りつつ、
いつかは初代峠を全て歩いてみたいと思いました。

この峠の途中には開削された林道も通っており、
道筋を拘らなければ四輪でも訪問できます。

眼下の意外に近い場所に集落や施設があり、
放送や物音が響いてくるので安心感がありました。

二代目旧道
こちらにも古い石仏(道祖神)が。

初代の街道は江戸時代の宇和島街道で、
峠は宇和と大洲間の難所として知られていました。

二代目の道は明治になって開削された馬車道で、
昭和46年の鳥坂隧道開通まで使用されています。

しかし、やはり車輌にとっては九十九折れと急勾配、
それに冬季の積雪で相変わらず難所とされていました。
P1 P2 P3 P4
[編集]
CGI-design