三瓶隧道

三瓶隧道

煉瓦巻

宇和海側　アプローチ道分岐点

新三瓶トンネル(715m)は、昭和63年の完成。
三瓶・宇和は平成16年の町村合併で西予市となりました。

以下に三瓶尋常高等小学校で当時歌われた
「三瓶トンネル開通の歌」を紹介します。
♪今や東はトリツキに
　伊予第一のトンネルを
　穿ちて宇和の天産を
　入るる港も賑わばや♪
※曲は鉄道唱歌　作詞は拝志匤（校長先生）
鉄道唱歌は特急に乗ると聞けるチャイムの曲です。

銘板

西側坑口の坑門に掘り込まれていました。

大正時代の隧道では銘板を見たことがなく、
この隧道に掘られている竣工年だけでも
素晴らしい発想の元で掘られたことが分かります。

おまけ

新旧道路が合流してからしばらく行くと
画像右の謎のオブジェが立っています。

町興しの為のマスコットキャラなのでしょうが、
なんとも言えない味があって面白く感じました。
体がみかんで頭が鯛、どちらも旧三瓶町の特産品です。

隧道を持って内陸と交流を深めようとした三瓶、
平成の市町村大合併にて、隧道で繋がった宇和と合併したのは
隧道で深まった絆による御縁だったのでしょう。

登録有形文化財

※平成24年8月16日追記

平成23年7月25日、国登録有形文化財の指定を受けました。
それに伴い、宇和海側にこのような看板が設置されたそうです。

はみ男の日記さんから、穴組の相互パクリ協定？にて、
左の画像を拝借しました。私も久しぶりに訪問したい場所です。

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